嵐の夜の前に…

台風４号が、ここ高知にも近いてます。朝に流れてた天気予報じゃ、明日の午前３時に高知上空を通過中らしい。

この雨でまだ接近中なんだ。昨日、人が話してたのには、今回の台風の速度はやや遅いらしい。ジワジワやってきて、ジワジワ去って行くつもり？

部屋の電気が落ちてしまい、暇なので車でサタリク聞いてます。土曜の午後はコレを聞いてることが多い。それにしても滝のような雨ですな。

停電になる前に見ていたテレビで台風情報として、いろんなトコで通行止め、大川村は全世帯非難警告が流れてた。

大川村は貯水率が心配される早明浦ダムの上流にあり、しばしば干上がった湖畔から旧役場が見え隠れするのがテレビでも流れることがある。今回の台風でダムの貯水率は回復してまた１００％越えもあるかもしれない。

数値だけを見れば、これでよかったよかった、なんて言葉で終わってしまうんだろうか？恵みの雨、この台風が過ぎ去った後にそんな言葉が素直に言えればいいなと願います。

この雨の中、コンビニに行って非常食と銘打ってお菓子を購入。ソフトクリームを頬張りながらブログに向けてメールを打ってる僕は、どこかこの状況を傍観者として見ている節がある。

不自由に見えてしまう自由に溜め息をつくコト、満たされない心の渇きは実は不安という闇によって何もかも飲み込まれてしまうから。

何てことを、ぼーっとしていると考え込んでしまう。そんなものに取り込まれない為には、取り敢えず進むしかない。引き摺りながらも前を見て進んでみるコト。

そうして前だけを見ていれば、溜め息をつく暇も、心に渇きを感じる暇も与えず…

そうする事が、今の僕には必要なのかな？…と思う、嵐の夜の前。

相変わらず、窓ガラスの水滴は次々と流れ落ちていく。これが星なら、星降る流星群。ねぇ、星が願いを叶えてくれるなら、今だけで幾つ願いが叶うだろう？次から次へと堕ちてくこの星に、僕は何を願えばいいのだろう？