届かなくとも、祈りに乗せて･･･

「おめでとう」を言います　どうしてだろう？
「ありがとう」を言います　何故なんだろう？

その答えはシンプルに「君が好き」だから

君の生まれた日からずっと
変わらず星は巡っているなら･･･

せめて思いを祈りに代えて
今年も夜空に君の笑顔を願います。

また一年 君が幸せであるように･･･
HAPPY BIRTHDAY!!

×

廃バス慕情

多くの出会いと別れを運んできた
多くの出会いと別れを見送ってきた
その感触は錆びれた身体にもまだ残る

空と工事現場。

彼は赤と白を身に纏い　強い風の音を聞いている
まだ街が静かなせいか　遠くの景色まで見渡せる

その扉の向こう側へ

タンタンタン　その扉の前に立つ
トントントン　逸る気持ちでノックする

この場所から見上げた空。

見上げる空は　いつも一緒とは限らないけれど
この場所から見上げれば　あの日の空に繋がる
願いを空に並べた　あの頃の風が吹き抜けて来る

この先、信号機。

拝啓、君も一応「信号機」なんじゃ･･･ないの？

昨日・今日・明日

何気ない瞬間が　実は一番幸せだったりする

BRIDGE

僕の思いはすべて彼女に渡したつもりだった
心残りなんて無いのだとその時は納得していた
だから彼女の幸せを願って別れた･･･つもりだった

けれど　僕はひとつ　ミスを犯していた
彼女との幸せな日々を胸に思い描いて　そのまま･･･

それは小さな希望だったが　消えることはなく
いつかこの胸の内に　深く刻み付けられていた

今　伝えられることはすべて彼女に伝えた
けれど　その先　未来の彼女に伝えたかったコトは
まだ暫らく　この胸の中から消えそうにないみたい

小さな希望から生まれた　行き場を失った思いが
今日もこの胸の中で揺れている

ライン

僕にゴールがあるのなら　この線を辿ればいいのだろうか？
このラインの最後の尻尾　そこが僕の終着点なのだろうか？
近道を望めば真っ直ぐに　前を向いてけばいいのだろうか？
それとも例え遠回りでも　別つ線も辿ればいいのだろうか？

いつまでもこの場所には　居続けるコトは出来ないと知って
だから踏み出す一歩には　期待に押され　不安を振り払って
僕はその場所を確かめながら　いつも歩いてたつもりだけど
居場所を見失ってしまう　足元がフラつき目を閉じてしまう

始めは真っ暗闇　けれどそのうち少しずつ光に浮び上がって
またラインが目の前に現れる　白くまた同じように引かれる
そこにあると　気持ちは大きく変わらなくても足が前に出る
ライン　僕の足元から　解き放たれた先走る衝動のように･･･

それぞれの空間(セカイ)

自分を意識する世界では　自分が世界の中心だと
どこか納得しかけたけれど　それはやはり違ってた

自分を中心にそれぞれは回るが　自分＝自分ではない
自分＝目に見える他者＋目には見えない他者＝世界

一つの世界に　多くの世界が成り立っている

それを今は感じるようになった

世界の入り口に触れた気がした

白い壁と･･･

高松の美術館で絵と一緒に壁に並んでいたオブジェ？。
美術館という場所に憧れはあるものの、足を運んだことはほとんどない。

スヌーピーが好きで、油絵のスヌーピーを描いてるトム・エバハートの作品展を見に「かるぽーと」に行ったことあった。でも結構昔の話。

カフェとかも苦手。というかほとんど行かないので緊張する。そういう場所って落ち着く場所ってイメージがあるけど、逆に緊張してしまう。普段から行き慣れてればそんな気を遣うこともないだろうに･･･。

けど結局、気を遣っているようで･･･そうでもないのが僕だと思う。

眺める人

流れる時間の正体は瞬間と瞬間を繋いだもの
止まっているのではなく　やはり流れている